火星と言えば、1976年にバイキング1号が撮影した写真の人面岩が記憶に新しいが、知性を持った生命の存在は別にしても地球上では想像もできない現象で溢れ返っている。
問題の写真は火星の南極付近で撮影されたものだが、蜘蛛の巣を連想させる四方八方に広がる白い模様は、実は火星の南極にある氷の下から噴き出してきた二酸化炭素の仕業だと考えられている。
夏の暑い時期になると、氷の内部にある二酸化炭素が一気に気化し、氷の弱い部分から噴出する。
この際に噴出するガスが不純物を含んでいると、氷の表面に凝着して撮影されたような奇妙な模様ができあがると言うのが、今のところ最も説得力のある仮説だ。
地球上ではこのような現象は観測されていないために、ときおり科学者らを驚かせるが、よりショッキングな発見に期待したい。
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